7月11日金曜日、朝方は風が少し吹いていましたが、天気は快晴の青苗地区となりました。本日もいい天気です。暑さは昨日よりは和らいだように思いますが、まだまだ暑い日は続きます。
本日は、青苗小学校避難訓練、1日防災学校の日です。平成5年7月12日午後10時17分に発生した北海道南西沖地震から32年が経ちます。この間、この災害については、世代をまたいで語り継がれています。また、その後の復興についても、後世に語り継がれています。
今日は、避難訓練として、9時50分に地震が発生したという想定で行われました。地震により、かにテラスへの入口が寸断された想定です。それぞれ、避難経路を自分たちで考えて避難をします。その後、裏山を登り、上のスペースに集合します。上のスペースでは、震災で亡くなられた方への黙祷、消防署の方のお話がありました。
全校児童が素早くそして安全に避難を行うことができました。
その後、語り部の三浦浩さんをお招きし、お話をしていただきました。毎年、青苗小学校を訪ねてくださり、子どもたちも三浦さんのことはよく知っているようです。震災のお話や自分の体験をもとにした紙芝居など、あっという間に時間が過ぎました。
紙芝居で当時の様子を語る姿に、子どもたちも聞き入る場面が何度もありました。最後は、児童会会長が代表でお礼の言葉を言いました。その後、三浦さんと少しの時間交流している児童です。
全体でのお話の後は、各学級で防災の体験や防災学習に取り組みます。
1・2年は、防災かるたを楽しんでいます。
3・4年は、防災食体験と防災グッズを確認しています。
5・6年は、東北学院大学准教授の定池先生とともに北海道南西沖地震の災害の特性を学び、いろいろな場面での災害を想定し、避難の仕方について考えています。その後グループでお話ししたり、最後は今、自分ができることを考える学習をしました。