2023年6月7日水曜日

6月7日 42日目 後片付け 復興の森ツアー

 運動会もおかげさまで無事終わり、振替休業明けの登校となりましたが、まだ目覚めていない感じであったり、筋肉痛が残っていたりとまだ完全回復とまではなっていなかったようです。それでも、全員休むことなく学校へ来てくれたのは何よりでした。

 今日は、1時間目に運動会の後片付けを行いました。使った道具の後始末はもちろんのこと、最後には床ふきまで丁寧に行い、とてもきれいになりました。


 そして、3~6年生はお待ちかねの復興の森ツアーへ。おやっ、黒い雲が近づいてきているけど...いいえ、バス移動で目的地へ近づくにつれ、空は明るくなってきました。現地でもパラパラと降っていましたが、森にある木々が子どもたちを守ってくれました。木に種類によっては、葉から枝、幹へと雨水を上手に土へと運ぶものもあるそうです。

白樺の幹には雨水が伝っていた跡が残っています。

 森に一歩足を踏み入れると、落ち葉が堆積されてできたフッカフカの地面に驚きました。園芸店などで売っている腐葉土のような柔らかさです。

 復興の森ではネイチャーガイドの外崎様に様々なことを教えていただきました。お話の中でとても印象的な言葉がありました。自然をクモの巣のはかなさに例えながら、「自然がうまく調和されていて、バランスがきれいに保たれている奥尻の森はみんなの宝物なんだ。」当たり前にある自然がいま当たり前でなくなっている場所が世界にはたくさんあります。それは、地球の温暖化であったり、外来種の侵入であったり...。奥尻の素晴らしさをさらに認識し、たくさんの人に伝えていけるような学習を行っていきたいと思います。子どもたちにとって貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。また、秋の時期の森も探検しましょう。


 学校に戻ってからは、絵日記や作文に取り組んで学んだことを振り返っていました。

☆おもしろフォト

ブナの種です。木も植物ですから、種を作ります。





 おもしろい形の葉や枝を見つけては、頭に乗せるなどして楽しんでいました。こういう自然の遊びも飽きないですし、どんどん新しいことを考えていました。