今日は、午前中に3・4年生の総合的な学習の時間で福祉について、午後からは全校児童を対象としたインターネット安全教室を実施しました。
奥尻町役場くらし安心課の鴈原様、福野様にお越しいただき、福祉の仕事についての講話や車椅子、高齢者の疑似体験活動などを行いました。車椅子を実際に動かす中で、ほんの少しの段差でも自分で上ること、普通のトイレの使用が「こんなに難しいことなんだ。」ということを実感することができました。また、高齢者の疑似体験でもトントンと駆け上がることができる階段の上り下りが「手すり無しでは怖い。」と話すほど別の動きとなり、普段では気付きづらい他者を考える機会となりました。
また、午後からは青苗駐在所長の岡坂様にインターネットの安全な使い方についての授業を行っていただきました。インターネットという言葉自体は低学年の子どもたちにはピンときていなかったようですが、YouTubeやTikTok、オンライン対戦ゲームなどもインターネットを使っています。学校でも調べ学習やnavimaを使うときにはインターネットを使います。大人も子どもも生活する上で欠かせないツールとなっているのが現状です。便利な一方、使い方を誤ると被害を受けたり、事件に巻き込まれたりすることもあるので、メディア機器の使い方について学ぶ機会を設けました。IDやパスワードを管理すること、写真などの画像を送らない、家庭で決めたルールを守るなど、それぞれが考えて行動することが大切だということを教えていただきました。そして、困ったことが起こったらすぐに大人を頼る、これも大切なことです。